

ガイアの風からメッセージ

これまでの経済成長や開発という考え方は、人々の幸せを減少させるということが明らかです。
経済発展という巨大なプロセスには、さまざまな副作用があるから。
まず、人々のあいだに激しい競争を生み出し、伝統社会にあった協力関係や助け合いに代わって対立が生まれる。
2番目に、それまで日常的にもっていた自然界とのかかわりから、人々を組織的に切り離す。
3番目は、それぞれのアイデンティティー-自分が何者であるかの了解-が崩れて、人々は不安定で不安になる。
この3つは相互に関係しあって、個々人の幸せだけではなく、社会全体の幸せを減少させていくでしょう。
金融危機以来、ひどい事態がたくさん起こっているのに、あいかわらず主流社会では、グローバル経済システムを守りつづけることにしか選択肢はないかのようです。
アメリカインディアンのシアトル酋長の言葉。
「最後の木を切り倒したときに、人はやっと気づくのだろう、お金は食べられないということに。」
『いよいよローカルの時代』
ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ 辻 信一

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