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樹木は生育することのない無数の芽を生み、
根をはり、枝や葉を拡げて、
固体と種の保存にはありあまるほどの養分を吸収する。
樹木は、この溢れんばかりの過剰を
使うことも、享受することもなく自然に還すが
動物はこの溢れる養分を、
自由で嬉々としたみずからの運動に使用する。
このように自然は、
その初源から生命の無限の展開にむけての序曲を奏でている。
物質としての束縛を少しずづつ断ち切り、
やがて自らの姿を自由に変えていくのである。
フリードリッヒ・フォン・シラー
FRIEDRICH VON SCHILLER
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